【2026年公開】第98回アカデミー賞最有力候補の『ブゴニア(原題:Bugonia)』。 ヨルゴス・ランティモス監督といえば独特の選曲センスが光りますが、今作でもある実力派シンガーソングライターの楽曲が物語に深い影を落としています。
今回は、劇中で強烈な印象を残す「あの曲」を歌うアーティストについて深掘りします。
劇中で流れる印象的な楽曲は?
映画の重要なシーン、そしてエンドロールの一部でもその歌声を聴くことができるのがこのアーティストです。
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曲名: Nightshade(ナイトシェイド)
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歌手名: Ethel Cain(エセル・ケイン)
http://www.youtube.com/watch?v=XQU8nfmVeUY
【サクッと解説】 アメリカのシンガーソングライター、エセル・ケイン。彼女の持つ「南部ゴシック」的な退廃美と、どこか神聖な歌声が、『ブゴニア』の奇妙で閉鎖的な世界観に完璧にマッチしています。
シンガーソングライター「Ethel Cain」とは?
今、音楽シーンで「最もシネマティックな音楽を作る」と称されるアーティストの一人です。
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唯一無二の世界観: カントリー、ロック、アンビエントを融合させたような、重厚で物語性のある楽曲が特徴。
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監督との親和性: 彼女の音楽が持つ「美しさと隣り合わせの恐怖」は、まさにランティモス監督の映像世界と共鳴しています。
今回の「Nightshade」も、今作のために特別にアレンジ・提供された楽曲としてファンの間で大きな話題を呼んでいます。
なぜこの曲が「かっこいい」のか?
『ブゴニア』における選曲の凄さは、単にかっこいいだけでなく、歌詞の内容が映画のテーマ(陰謀、洗脳、再生)を暗示している点にあります。
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重厚なスローテンポ: 映画の緊張感を引き延ばすような、引き摺るようなリズム。
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エコーのかかったボーカル: 広いホールで一人歌っているような孤独な響きが、キャラクターの心理を代弁しています。
まとめ
『ブゴニア』は、ジャースキン・フェンドリックスの実験的なスコアと、エセル・ケインのようなシンガーソングライターの情感豊かな歌声が見事に融合した作品です。
映画館の暗闇で聴く、あの突き刺さるような歌声。 エンドロールが終わっても席を立てない理由は、この「音楽の魔法」にもあるのかもしれません。


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