明かりがともるまでが映画だろ!
エンドクレジットを最後まで見るか、見ないか論争は映画館の永遠のテーマ!?でもありますね。
もちろん、マナーさえ守れば「そんなのどっちでもよくね?」であって個人の自由(スマホだけは論外)だとは思いますが、、、
「いや、映画が終わったらさっさと出てます」のあなた!それは超絶もったいないです。
エンドクレジットは言うなれば、映画の「うまみ」がギュッとおいしいところでもあるんです。そう終わりよければすべてよし。
ということで、、、
エンドロールでさっさと出る派のあなたも、楽しめることまちがいなし!?の映画館での「エンドロールの楽しみかた」をまとめてみました。
ひたすら余韻にひたる
ゆっくりと映画を振り返る。スライドショーを流すように。
「映画の世界」から「現実の世界」に戻る気持ちの切り替えに必要なのがエンドクレジットです。終わってすぐ出ると心がギャップにビックリしてしまいます。
映画を見ている間は「魔法がかかったままの状態」な訳です。
明るくなると同時に、魔法がとけて現実の世界に戻るのです。
そう、慣らす。
急に、冷たいプールに飛び込むのと同じ。まずは体を慣らすわけです。なので、堂々とスマホをやりだすとかありえない!と思ってしまうわけですが、、、。せめて、コソコソやってほしいなと。
ヨガや瞑想するように、あるいは、熟成されたワインをたしなむように、どっぷりと映画の余韻に浸りましょう。
アトラクション的に楽しむ
黒バックを下から上に流れていく、スタッフロールをボーっと眺めていると、何だか劇場自体が「下にどんどん下がっていく」ように感じたことはありませんか?
調べてみたら、「誘導運動」って言う錯覚現象らしいです。
ツイッターでも。
映画館でエンドロールをじっと見てると、映画館がどんどん下に降りてくみたいな感覚になる pic.twitter.com/j95zYDtacl
— ヨシダリュウタ (@five1996) February 22, 2018
イラストもあって、とってもわかりやすいです。まさにこれ。
駅で「隣の電車が動き出した時、自分が乗っている電車が動いている」ように感じいているあの現象です。
これを利用して「アトラクション的」に楽しむのも面白いですよ。
長~いエンドクレジットだと、どこまで地中深く下がっていくんだ。みたいな、、、。
スタッフロールを見る
ひたすら、流れてくる文字列を読みまくります。
出演者だけでなく、挿入歌や主題歌を歌っているアーティスト名。あとは、ロケ地や、関わっている服のブランド等々をとにかく読みまくります。
邦画であれば自分と同じ名前や、知っている人の名前を探し出しだしたり、こんな苗字あるんだ~と思ってみたり、、、。
すると、、、つまらなかった映画でも、意外な発見があったりもします。
スタッフロールには作品の様々な情報が詰め込まれています。
大作になると、10分、15分以上の長いエンドクレジットなんてのも。アベンジャーズエンドゲームとか20分はありましたね。
基本的には、長い=たくさんの人が関わっているということだと思います。
ひとつの映画にこんなにたくさんのスタッフが関わっているんだな。と思うと。感慨深い気持ちになります。
そして、、、最後のドルビーマークが出てくるとちょっとホッとします。
目を閉じて音楽を聴く
疲れた目を休ませてあげましょう。ゆったりと椅子に腰かけて、そっと目を閉じます。
そして主題歌だったり、エンドソングを映画館の良質なスピーカーで聴く。余韻に浸りながら、、、。
最高の作曲者が製作したオーケストラを優雅に聞く。まさに至福の時間です。
おまけ映像があるかもよ!?
最近のディズニーやマーベル作品などはエンドクレジット後の「おまけ映像」があるものも多いですね。
これが意外と楽しかったりします。
マーベルシリーズは次につながるヒントが隠されていたりするので、まず見ておいた方がいいかと。
ジャーキーチェン出演のプロジェクトXとかは「NG集」とかも見れます。ポリス・ストーリーでジャッキーが歌う曲はインパクト大です。
あとがき
心打たれる映画を見るとしばらく「立ちあがることができない」なんてこともありまね。是非、あなただけのエンドロールの楽しみ方を見つけてみて下さい。
ただ、くれぐれもトイレだけは我慢しないでくださいね。長い作品はそっちの戦いになる時もありますが(笑)
では、さいごまでありがとうございました。
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